えびこれっ！＋A(アルファ)

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追記。

ちなみに前回、葉の地が薄い順に、

ミャンマー＜園芸＜スマトラ≦ジャワ

と紹介致しました。

残念ながらミャンマー産は手元にないのでお見せできませんが

スマトラ産とジャワ産2タイプを載せておきました。


まずはスマトラ産。2005年頃に国内に入荷した株の増殖株です。

Macodes petola from Sumatra


葉の地はなかなか濃い。
少なくとも園芸ルートで出回るよりも深緑ビロードで、脈も金色に近い。


葉裏は紫のスポット様模様がある。園芸ではこの模様が薄い。

ジャワ産。2012年入荷の株。「ライトフォーム」

Macodes petola from Java
ジャワ産はこれまでに数度国内入荷している
（M. petolaとしては）比較的入手容易な産地。
しかし入荷はまれ。


スマトラ産よりも濃い気がしますが微妙な差。


新葉はこのように明るい地。
新葉だけを比べると、スマトラ産のほうが明らかに地色は濃い。
しかし老成葉は、ジャワ産の勝ち……かな。

ジャワ産。同じく2012年入荷の株。「ダークフォーム」
上記「ライトフォーム」と同時に国内入荷。

見知っている限り、もっとも濃い地色を持つ。


葉脈はシルバーっぽく見えますが、どちらかというと白。
園芸物よりも大分おとなしい乱れ具合で、痕跡とも思える走りよう。


葉裏。いたってシンプル。

「ライトフォーム」「ダークフォーム」はワイルド株ではなく生産株とのこと。
恐らく、山採りして養生させたのでしょう。

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余談ですが、不思議にも西表島に産するナンバンカゴメランが
「ダークフォーム」に近い表現みたいです。
葉脈の走り方から地色までそっくり。

「じゃあ、仮説に当てはまらないじゃん」

まあ、赤道からの距離と葉の地色が比例しているだろうって仮説は根拠に乏しいしねえ。

持ち上げて落とす。

らー太くおりてぃ。